【失敗しない老人ホームの選び方】Ⅱ.老人ホームを選ぶ前に2/3
2)介護サービスの提供方法による違い
施設タイプを選別する際のポイントの一つが介護サービスの提供方法です。その違いは、下記のとおり大きく二分されます。
ひとつ目は、介護スタッフがホーム内に常駐している形態(包括サービス)で、特養や介護付(一部の介護型ケアハウス含む)、GHが該当します。介護報酬は1日単位で計算されます。
ふたつ目は、原則、ホームには事務員やコンシェルジュの最低人員しか常駐していないが住宅型、サ高住、ケアハウス等です。介護サービスを利用する場合は、その都度、外部の事業所から提供されます。
重度要介護者や認知症高齢者の方にとっては、介護保険対応のスタッフが24時間常駐している特養や介護付の方が安心感を得られるはずです。まずは、これら施設タイプが優先検討でしょう。
■介護付のサービス提供イメージ(包括サービス~ホームに介護スタッフが常駐する形態)
■サ高住のサービス提供イメージ(非包括サービス~外部のサービスを利用する形態)